漢詩詞教本新短簡03 中山逍雀漢詩詞創作講座填詞詩余楹聯こちらからお探し下さい

瀛歌

 ここでは簡便な作詩法をご披露します。細部に渉る研究はテキスト(提案書)を参照してください。
先ず用意していただく物
 http://www.741.jp/

(吟社主宰の個人ページ)の“テキスト+普通話詩韻”をプリントアウトして手元に置いてください。
詩歌の約束事 1−内容は 天地自然 人生幽邃 社会 世間 趣事に限ります。
          2−型式 漢字 3文字+4文字+3文字+4文字+4文字
          3−押韻 必要
          4−日本語は“ ”で括る
実作
○○◎+○○○○+○○◎+○○○○+○○○◎ として◎のところは、韻表から拾い出した文字を当てはめる。
8微韻を開いて下さい。
江村宅。 門前狗踞, 童子帰。 夕陽照梢, 牛背是誰。
江村の風景を描写する。狗は一人で留守番。子供の帰ってくるのを門に出て待っているのか?
夕陽はすでに梢にかかり、牛の背に乗っているのは誰だかきっきりとは分からない。
宅と帰と誰は8微韻の中から拾い出した。
画の書ける人なら賛として十分に通用する。ちょっと片隅に瀛歌と書いておけば其れでよい。

15痕韻を開いて下さい。
開旧文。 一燈一語, 童子心。 六十半霜, 写眼前君。
古い文を開けば、一語一語に子供の頃を思い出す 
半ば白髪頭になった今・・・・
文と心と君は15痕韻の中から拾い出した。
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