漢詩詞対句顔色對 中山逍雀漢詩詞填詞詩余楹聯創作講座

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内容

 仮名を振っておいたが、色を顔色言う。色は色相と言って、色と情とは相関の関係にある。夏という季節はとても暑いが、夏と、朱・赤が対応し、朱や赤は夏の厳しい暑さを連想させるのである。

 同様に、春は緑、秋は白、冬は黒が対応している。色は単なる絵の具としての色ばかりではなく、それに対応した物事の情も併せて表現するのである。

詩詞作品での用いられ形としては、

@−単なる色として用いられる。

   晩霞紅:夕焼け
   塗成紅色:赤く塗る
   紅蛤蟆:赤蛙
   紅蕪菁:アカカブ

 

A−情として用いられる。

   革命;左傾

 

B−色と情を併せて用いられる。

   朱夏
   元気・活発・活動的

   白秋・白髪
   最終段階・収穫の時

   緑髪・緑樹・緑葉・緑芽
   生命の誕生・成長の時

青年任性宜行楽,
白髪愛花鎖茅門。

朱夏籬畔蟻忙碌,
白秋水郷人酔吟。

深紅富貴舊年幹,
淡白将離新歳茎。

字面には色を書かないが、色を基本にしている句

峰頭新雪
砌下繁橙

階前新雪
邑落繁橙

沃野夕陽
啼鴉叢樹

黄帛蓋鞍呈了馬,紅羅纐項闘回鶏。        王建

立當青草人先見,行傍白蓮魚未知。        雍陶

 

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