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解連環 TopPage

　前段と後段の二段で構成され、對仗と領字の規定がある。

上段には、領字が二カ所と對仗二カ所がある。
下段には、領字が一ヶ所と對仗二ヶ所がある。

上段
●○○★，※○○●●，●○○★。
蘇江空暁，惘離群萬里，□然驚散。　　　　　 　　　□；U+6033　心+兄　ｷｮｳ　　

●●※、※●○○，●○●※○，●○○★。       正；領字
自顧影、欲下寒塘，正沙浄草枯，水平天遠。　　 　沙浄草枯，水平天遠　　對仗
        　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　自顧影、欲下寒塘；３字＋４字構成

●●○○，●※●、※○●★。　　　　　　　
寫不成書，只寄得、相思一点。　　　　　　　　　　只寄得、相思一点；３字＋４字構成

●○○●●，○○※●，●○○★。　　　　　　　　料；領字
料因循誤了，残氈擁雪，故人心眼。　　　　　　　　 残氈擁雪，故人心眼。　對仗

下段
○○●○●★。○○○●●，●※○★。　　　　　謾；領字
誰怜旅愁荏苒。謾長門夜悄，錦筝弾怨。　　　　　長門夜悄，錦筝弾怨。　對仗

●●※、※●○○，●○●○○，●※○★。
想伴侶、猶宿芦花，也曽念春前，去程應轉。　   　想伴侶、猶宿芦花；３字＋４字構成

●●○○，●※●、※○○●，
暮雨相呼，怕驀地、玉關重見，　　　　　　　　　　怕驀地、玉關重見；３字＋４字構成

●○○、○●○○，●○●★。
未羞他、双燕歸來，画簾半巻。　　　　　　　　　　怕驀地、玉關重見，と未羞他、双燕歸來，は對仗
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　未羞他、双燕歸來；３字＋４字構成

１−赤字は領字
２−上片六七句、正沙浄草枯，水平天遠。正の領字を除いた沙浄草枯，水平天遠は對仗
３−下片二句謾長門夜悄，錦筝弾怨。　　　　　四字對仗
４−怕驀地、玉關重見，未羞他、双燕歸來，　　對仗

　　四国周游霊地

　　麗春淋汗，白衣登磴砌，樹薫雲淡。老壮青、合掌焚香，念般若心経，真言經典。一畝清陰，聖人意、閑心温臉。楽浮世如夢，圓檀巡礼，古衢遊覧。

　　還尋法車道遠。愉心幽歩緩，影濃風暖。脚力疲、亦宿香臺，酒教俗情忘，敬愁吃飯。
数想浮生，死尚競、墓碑高矮，創還存、香閣栄枯，甍輝衆懶。

注：★　仄聲の韵
注：●　仄聲
注：○　平聲
注：△　基本は平聲だが仄聲でも可
注：▲　基本は仄聲だが平聲でも可
注：●　領字
注：※　句法に叶えば平聲仄聲を問わない
注： 、　豆　句より一ランク下の句読点

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