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笠翁對韵TopPage
一般に謂われ、屡々見受けられる對聯の外に、一つの文学形式としての對聯、清代李魚著《笠翁對韵》が有る。これは定型が有り、題中には十八聯八韵で構成され、押韻は厳密ではないが互いに相近い韵ならば許容される。
構成はややこしいので、作品を示してみよう。分かり易いように中央配置に編輯した。
その他にも、幾つかの對韵形態があるが、ここでは《律蒙對韵》も併せて紹介しよう。
《笠翁對韻》 一東韵
天對地,雨對風。
○●●,●●○。
大陸對長空。
●●●○○。
山花對海樹,赤日對蒼穹。
○○●●●,●●●○○。
雷隱隱,霧蒙蒙。
○●●,●○○。
日下對天中。
●●●○○。
風高秋月白,雨霽晩霞紅。
○○○●●,●●●○○。
牛女二星河左右,參商兩曜斗西東。
○●●○○●●,○○●●●○○。
十月塞邊,颯颯寒霜驚戍旅;三冬江上,漫漫朔雪冷漁翁。
●●●○,●●○○○○●;○○○●,○○●●●○○。
《律蒙對韵》
平對仄,仄對平。
○●●,●●○。
平仄兩分明。
○●●○○。
有無與虚実,死活并重軽。
●○○○●,●●○○○,
上去入声皆仄韵,東西南字是平声。
●●●○○●●,○○○●●○○。
作り方
定型として平仄配列と韻は決められています。但、韻は厳密ではなくほぼ近ければ容認されます。
その名の示すとおり、全句對仗で構成されます。ただ一般に謂う対句の要件と異なり、文法構造や平仄の反転は同じですが、その内容は互いに出来る限り乖離する事が言われています。
この定型の趣旨は、互いに乖離する對仗に依って笑いを誘うことにあります。
《笠翁對韻》 四支韵 民衆哭重税,老鼠酔金巵。
人對地,幹對枝。
父母對童兒。
貧窮對富貴,友誼對親慈。
貧活計,適當宜。
侠骨對追随。
民衆哭重税,老鼠酔金巵。
紅袖裾雑涸硯海,黄髪杞憂靠虚辞。
歳月其如,自由奔放恣専断;江湖須識,奢餐軽道無習基。
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