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連珠對或いは畳字對TopPage

文字

 同じ文字を重ねて用いる用法を連珠對或いは畳字對という。


乾坤納納誰知己,鬢髪星星我憫吾。   歳晩書懐 高橋藍川

閃閃星穿竹,煌煌月照帷。       夏夜雑詠 高橋藍川

夜窓颯颯揺寒竹,秋枕迢迢夢故山。   劉兼

皎皎夜蝉鳴,朧朧暁光發。       高橋藍川

黯黯而将暮,風騒騒而渡河。     高橋藍川

漠漠烟光漁浦晩,青青草色定山春。   耿□ u+6E48

注:同じ文字を重ねて用いるには、二通り有る。即ち「形容詞」と「動詞」で有る。そして、形容詞と動詞では、同じ文字が重なった事による効果が異なる。

 形容詞:強調される。たとえば「煌煌」とは、煌の一字よりも更に煌く事となる。

 動詞:軽くなる。たとえば「看看」とは、チョット看るという意味で、看の一字よりも更に軽微になる。

註:見た目は似ているが、句法が異なる「聯綿對」がある。

世事茫茫難自斜,春愁黯黯獨成眠。        韋應物

無邉落木蕭蕭下,不盡長江滾滾來。        杜甫

晴川歴歴漢陽樹,芳草萋萋鸚鵡洲。         崔

参考;語彙を跨いで重なる聯綿對がある。

 

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