漢詩詞論攷羊角對 中山逍雀漢詩詞填詞詩余楹聯創作講座こちらからもお探し下さい

羊角對亦称す無情対 TpPage

 羊角對は對聯の中の、一個独特の種類である。羊角對は又の名を無情對とも謂う。

 無情対には、七個の要点があり
1−字面の對仗は良く整い、兩句の内容は羊角の様に遠く隔たることを良しとする。

2−文字は相對す。

3−上下は必ず多様にとれる字義の効果を用いなければならない。其れによって、ちょっと笑わせる、或いは机を叩いて素晴らしいと賞める事を基準とする。

4−大量に借對法を使用する。

5−羊角對は問答式の對聯であるが、問いと答えは一個の主題に属さない。

6−実用性があって、諧謔幽黙の特徴を有す。

7−会話や文学創作に用いる。

8−日本人からの見方;単に文字面が對仗なだけでは、単なる駄洒落と変わるところがない。對仗の要件として、声調の對仗が有る。駄洒落と羊角對とを分ける要件は声調が重要な要素となると思われる。

9−この定型の趣旨は、互いに乖離する對仗に依って笑いを誘うことにあります。律詩などの對仗は90度以下のベクトルを条件としますが、この定型では90度以上のベクトルを条件とします。然し如何に離れていると謂っても、交点の見出せない程の乖離では成り立ちません。交点が有るからこそ、笑いが誘えるのです。この交点が重要な要件です。

作品例

星垂平野闊;江断屈原愁

星垂平野闊;世盛夕陽嬌

横舟渡口候行人;對鏡試衣欲見客

相逢開口笑;背道駕車馳

相逢開口笑;空想念奴嬌

観音剖腹;我戯開心。

紅顔薄命;緑色生活。

相聲表演;電話聯通。

相聲表演;官話吹嘘。

教堂礼拝;騒客噛詩経。

星垂平野闊;日照海流長。

横舟渡口候行人;落谷岔腰驚睡虎。

北大荒有幸出幾多小説;南平市無情對第一専刊。

 

 

羊角對笠翁対聯漢俳漢歌自由詩散曲元曲漢詩笠翁対韻羊角対填詞詩余曄歌坤歌偲歌瀛歌三連五七律はこの講座にあります